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食べて、祈って、恋をして


いいな。イタリア、インド、バリを1年間無職のまま、食って、祈って、ファ★クしておまけに偽善して。 去年、あまりに馬鹿すぎる内容からSF映画の視点で原稿書いたら怒られた。長い上映時間に腹が立ったし、素直につまらなかった。でも今見直してみると、面白かったから不思議。  主人公がリアルだからかな。それも俺と同じレベル。旅して、一瞬悟るんだけどすぐ忘れちまう。そんでもとの馬鹿に戻る。この繰り返し。成長もクソもない。勘違いしているだけ。そんで、貧乏人見つけて偽善。紙切れになりそうなドルをばらまいて「あーいいことした」って風俗気分でスッキリ。  だから面白い。等身大の自分が旅している気分になれるから。高尚さがまったくない。言葉が全て薄い。ブラジル人がジョビン流して口説いてる感じか。実際そんなシーンがあるから笑える。  ダメな人間を描いた馬鹿映画として女性版「ワイルド・バンチ」と呼びたい。女性が「ワイルド・バンチ」観て「男って馬鹿ね」と思うように、男がこの映画を観て「女って馬鹿だな」と思うはず。  同じ馬鹿同士、素直に愛し合おうじゃないか。


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